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エコマジックでは、学園祭においてエコステーションや最終集積場で分別され集められた生ゴミと生分解性トレーを学内にある堆肥場で土に還す活動をしています。また、その堆肥を利用して野菜などを育て、その野菜を学園祭でのお客さんに対する環境意識の啓発の一部として配布します。



長崎大学の学園祭は11月の3日間で行われ、エコマジックは学園祭1日が終わるたびにその日に出された生ゴミと生分解性トレーを土に埋めていきます。11月からの堆肥化の流れを写真とともにご紹介します。




エコマジックの堆肥場の様子です。初めは石ばかりの固い土でした。





学園祭で出された生ゴミと生分解性トレーを埋めます。その量なんと学園祭3日間で797kg!埋める作業をしているとその量の多さに驚き、この実態を改善しなければならないと痛感します。





生ゴミや生分解性トレーを分解する発酵菌は好気性で酸素を必要とするので、空気に触れさせるために切り返しの作業を行います。3ヶ月もすると、土に埋めたものがほとんど原形を留めていないのがわかります。





だんだんと堆肥になっていく土には、放線菌と呼ばれる菌やダンゴムシ、ミミズ、ダニ類などの生物がたくさんおり、ミミズやダンゴムシなどが生ゴミやトレーなどの有機物を食し、土に団粒構造をつくりそこに微生物が棲み、さらに堆肥化が進みます。





堆肥化を促進するためにボカシをつくります。ボカシの材料は米ぬかと微生物液、糖蜜、キトサンです。米ぬかは大学近くの米殻店から頂きました。ボカシの材料も本来ならばゴミとして捨てられてしまうことが多い米ぬかを利用しました。微生物液などは長崎県内の業者から購入しました。





ボカシの効果もあって堆肥が完成しました。この堆肥は非常にフカフカしていました。










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